あと2か月です。2か月。もうすぐと言う感じかも知れません。1月末を勝手に最終出社としていますけど、どうなるかは分かりません。その辺りはまだ未定ですね。そんなに早く辞めたいなんて会社は思ってなさそうだけど。
先週、個人面談で会社に早期退職の意向を伝えました。でもまだ、直属の上司や他の人は知らないようですね。来年の話とか普通にしてくるし。来年の11月なんてもう居ねーよって話です。会社の意向は、できるだけ退職者を出したくないと言うことのようです。だから退職希望者が他の人に影響を与えて、増殖するようなことが一番嫌なんだと思いますね。上司だって早期退職の権利はありますからね。
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今の心境は、もうすぐにでも辞めたいって感じです。早期退職を認めるから、明日から来なくていいと言われたら喜んで行きません。
この感覚が自分でも不思議ではあるんですね。今の仕事は、理系の人間が営業やってるような畑違いの職場ではありません。それなりに専攻分野とは合っている仕事内容です。でも、サラリーマンで自分の専攻と合ってる仕事なんて言うのは、管理職手前くらいまでです。それから先は、どの仕事でも同じです。目標設定、計画立案、折衝、反省、こういうことの繰り返しで、そこに自律性やアイデアを持ち込む場面なんてあまりありません。最高の成果を出すために仕事をするわけでもありません。上司のもっと上の誰かが適当に発言したできるかどうかも分からないような目標を達成するために、下の人間や他の会社の人を動かしていかなければなりません。そういうのは理系なり、文系なりの技術的側面の割合は小さく、人間関係の折衝がほとんどなんですね。そういうのって本当に魂を削ぎ落されて行きます。
だから、専攻なりの仕事についたからって、やってることはやりたくもない人間関係の交渉事なんです。上の方の人には服従し、下や横や外には時に厳しくあたる。そういう感じがとても嫌ですね。それを仕事の厳しさと捉える人もいるでしょうけど、その大半は本来の仕事ではないと思うんです。仕事と言うより、組織内で生きるための政治的活動じゃないかと、そう思うんですね。
早期退職を間近に控えた今、これほど今の仕事に未練がないのは、サラリーマン的組織内活動が今の仕事の大半を占めて、それが私の性に合わないと言うことなんでしょう。集団行動が苦手とか、そういうのはないんですが、上意下達を厳格に守る感覚も私にはありません。こういう人間はサラリーマンに向かないですよね。ここ数か月ではっきりしました。私は早く会社組織から抜けた方がいい。
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来週、2回目の個人面談があるそうです。もう、早期退職すると言う結論は変わりませんけど。早く上司や会社内に知られて「あいつ会社辞めるってよ」って感じになればいいのにと思います。朝の憂鬱さは変わりませんけど、朝の吐き気はなくなりました。退職にもうすぐ手が届くと感じているからでしょうか。体は正直ですね。晴れた日は特に働きたくない意欲が高まります。このまま帰りたいなと。まだまだ道は平たんではないので、早期退職のその日までは戦っていかなければなりません。