早期退職宣言してからのやる気の無さが酷い

酷いですね。もうやる気がNothingです。

ルーティーンワークみたいなのはまだ大丈夫ですが、トラブル的なものとか、人間関係が困難なこととかは、モチベーションのモの字も起きません。最低限のことだけやって、早く帰りたいです。

でも明日も会社です。そう、朝から何が嫌なのか考えてみましょう。

朝、車で会社に入ると一時停止線で止まらなければなりません。

もう、ここから嫌ですね。誰も人が通っていない、他の車も走っていない会社構内の道路です。もし止まらないと、陰で隠れている管理職にチェックされて、あとで報告されます。もちろん一時停止線では止まるべきなんでしょうけれど、ほとんど車が通らず、見通しも全開の道でことさら、この場所で安全に気を遣う理由がどこにあるのか、ここに注力すべきとの考えに至った思考回路は何なのだろうと。苛立ちながらまじめに一時停止です。

始業チャイムの前には体操が始まります。始業の前と言うことはここだけの秘密にしておきます。

体操て何ですか?ラジオ体操第一ですけど。別に今からスポーツするわけじゃないんですよ。椅子に座ってPCつけるだけなのに。これが安全や健康に役に立つと考えている人はやればいいですけれど、問答無用ですから。体操が安全に繋がると本気で考えているのでしょうか?これを考えた人は。もう何なのその思考回路は。

体操の後は指差呼称です。指差呼称とは指を差して、確認事項を声に出すことです。指を差す動作と、声とで、より確実に確認する行為の呼び名です。

指差呼称自体は否定しませんよ。作業の中でやることは意味があると思います。でもね、朝、みんなで輪になって、「安全運転よし!」とか言って、空中を指差すのは何の意味があるのでしょうか?意識付け?声出し?特に上の人ほど、大きな声ではっきりと呼称しますね。本当にね、その人達の思考回路がどうなっているのでしょう。それが何の安全に繋がると思っているのか、小一時間聞いてみたいです。嫌、聞きたくないです。

朝はすぐにはPCに電源を入れません。PC入電の時間が管理されていて残業時間と比較されるので、できるだけ残業していない風に、できるだけ遅くPCを立ち上げて、PCを使わない押印作業みたいなのをします。これもここだけの秘密です。

仮に残業時間が規定を超えていると、超過理由と対策を報告しないといけません。でもそれって、泥棒と警察官と裁判官を一人でやっているようなものですよね。これ以上はない茶番です。仮に規定時間を守って、仕事が終わってなかったら、責め立てられるだけですから。会社が何か対策を取ってくれるわけじゃないですからね。

仕方なくPCを立ち上げるとくだらないメールの山です。何で上司のメールはあんなに誤字脱字だらけなのでしょうか。漢字間違いくらいはいいんですけど、意味が通じない文章は本当に困ります。そもそも何でこんな文章しか書けない人間が、上に立って、人の書類の文章にアドバイスしてくるのでしょうか。本当にありがたい話です。アドバイスを聞いてる風に装って、体裁を整えながら、文脈を変えずに文章を作ることは、かなり勉強になります。

こういうことは、もちろん本質的な話ではないので、こういうことがあるからと言って会社を辞めたい訳ではありません。ただ、こういうことを本気で考えている思考回路の人たちが上の方にいて、その人たちの指示で会社の仕組みが決まって行っていることに絶望的な気分になるのです。こういう些細なことは、靴下に刺さった棘のようなもので、大して痛くはないけれど、チクチクしてイライラさせるものです。サラリーマンとして耐え忍ぶ覚悟があるなら、気にならないのでしょうけど、そこから脱出しようとしている人間からすると一々気にかかります。苛立ちと馬鹿々々しさと、それに恭順している自分の滑稽さ。やる気は朝イチから奪われていきます。

昔、校則でワンポイントの絵柄の入った靴下が禁止されていました。特に反抗もせずに無地の靴下を履いていましたが、そういうルールは馬鹿々々しいなと思っていました。学校と言うのは特にルールに厳しいところだから、意味のないルールを決める大人たちが特別たくさん集まっているのだろうと思っていましたが、そうではなかったんですね。大半の大人たちは意味のないルールが大好きで、特に盲目的にルールに従う人たちが上の方に上がっていくんですね。私もその一員かも知れませんが。

私にとっての早期退職は自主退学のようなものかも知れません。決して卒業ではないですね。でもバイクも盗んでないし窓ガラスも割っていません。お金と権利を持って円満にさよならです。もうねじれた思考回路の人たちの下では働きたくないですね。