早期退職して無職になって一年

平成30年の3月末に早期退職して、一年が経ちました。

長かったような短かかったような感じです。この一年は一切仕事をしてません。一年を総括してみます。

お金

この1年の主な収入は失業保険です。ブログの収入は微々たるもの。投資の収入はプラマイゼロくらい。失業1年目は前年の収入分の税金がかかるので、税金の出費が大きいです。失業保険から生活費と税金を引いて、少し残るくらいですね。贅沢もしませんし。

私の場合、失業保険は330日分もらえます。確定申告して去年の税金が全て返ってきました。現在までは曲がりなりにも収入があったと言うことです。だからお金についての不安はさほどなかったですね。でもこれからは楽してもらえるお金はなくなります。貯金額が減って行くのはどんな気分なんでしょう。ちょっと怖いかもしれません。

お金に対する意識は大きく変わりました。カイジの漫画で「カネは命より重い」と言う言葉があります。カネが命より重いとは思いませんが、カネは命そのものと言う気がします。サラリーマン時代にはなかった感覚ですね。サラリーマンは定期的に給料がもらえるので、それが未来永劫続くような感覚になってたのかもしれません。小学生が時間は永遠に続いて自分の人生が終わることなんか考えられないのと似ている。定期的に給料がもらえると言っても、定年までの時間なので、昇給があるにせよないにせよもらえる金額はほぼ決まってるようなものです。ただそれを意識していないだけですね。それが無職になると、如実に意識させられます。金融資産が多いとか、少ないとかの問題でなく、自分の命の量、HPはこれだけなんだと突き付けられます。これがなくなると死ぬんだなと。実際は死なないですけど。カネがゼロになると死ぬと言うが資本主義社会の基本ルールですから、社会的に生死を彷徨うことになるのでしょう。まだその恐怖の淵は遠くにあるけど、遠くにあるからと言ってお金を無駄に使うことはできないですね。命を削るようなものですから。

投資

サラリーマン時代はほぼインデックス投資だけしかしてませんでした。永遠に利確しない投資ではなく、適時利確して現金化する投資もやってみましたが、現在のところ成果はプラマイゼロくらいです。去年の大暴落、あそこで資金を失わなかったと同時に収益も出せなかった。それが良かった点と悪かった点ですね。ビビッてあまりエントリーできなかった。今年は何とか、まとまった金額を稼げるように頑張りたいです。インカムゲインと言うのがないと、怖くてお金が使えない。資産を減らさずに生活するのが一つの目標です。

健康

体調はすこぶる悪い。去年の9月に耳鳴りと聴覚過敏が発症してからは何もする気になれなかったです。スーパーに行ってもBGMがうるさい。喫茶店では食器を片付ける音が頭に響く。PC作業しても自分が打つ打鍵音に耐えられず長文を打てない。耳詮をしてもさほど効果はありません。何もできない状態でした。ただ今は、病院でもらった薬の効果か耳詮もせず通常の日常生活はできてます。キーボードも普通に打てる状態になりました。

でも、聴覚過敏がましになったら、今度は右腕の四十肩が発症しました。四十肩は手が上がらないと言う状態です。実際は手が上がらないだけでなく、可動範囲が狭くなる感じです。手を伸ばしたり、胸に手を当てたり、手を後ろに回す動作ができません。具体的には、スーパーで手を伸ばして物を取れない、車のドアを右手で閉められない状態。無理にすると痛い。字を書くのも辛い。自分の名前を書く程度でひどく疲れます。さらには、何もしなくてもずっと右腕がだるい。四十肩ってよく聞くけど、こんなに辛いものとは思ってなかったですね。聴覚過敏はましになったけど、四十肩は現在進行形です。何もする気になれないですね。

孤独

私は、独身で一人暮らしです。孤独の耐性は個人差があると思うので、私の場合の話です。人と喋らないと言うのはさほど苦痛ではないですね。もちろん会話の楽しみと言うものがないですが、プラスがないだけでマイナスには作用しない気がします。それより、過去の嫌な記憶がふとした瞬間によみがえってくる方が不快です。過去の記憶と言うのは嫌な事しか思い出しません。楽しかったことをふと思い出すことは一度もないです。思い出した記憶はすぐに消えずにしばらく頭の中に残ります。この感覚が働いていた時にはなかった感覚です。孤独の問題点はここにあるんじゃないかと思います。よく常に怒っている老人がいますが、彼らはこういう感覚じゃないかなと想像します。頭の中で何年も何十年も前の嫌な記憶がよみがえって、不愉快になってる。周りを敵としか思えなくなる。不快さだけを頭の中で反芻して、より強固な嫌な記憶を「創造」していく。

これの解決策は、新しい体験をすることだと思います。多くの人はそれが仕事で賄われてる。無職の人はそれを自分で作っていかないといけないですね。意図的に新しい体験をするように自分を仕向けないと、何もしないまま数年過ぎて行きそうです。精神衛生上良くない。これは今後の課題です。今のところあまりいい案がない。

仕事

1年仕事をしてないと、仕事をしてみたくなるのか?YESでありNOでもあります。やってて楽しい仕事ならやってもいいですね。でも前職みたいに上下に挟まれて、人間関係の調整をするような仕事はしたくない。そういうのが嫌だからこそ理系に進んだところもあるのに、やってる仕事は人間関係にまみれるような仕事でした。よほど人事部の方が直接的に人を相手しない気がする。

無職の負い目がないかと言えば、あまりない。人に無職と言うときに気が引けるけど、それはマイナーな趣味を持つ人が、他の人に趣味の内容を説明するのが面倒臭くて言いたくないのと同じ理由です。時間をくれればいかに労働が人を蝕む劣悪なものか説明するんだけどな。

まとめ

総じて、半年ほどずっと体調が悪いのがこの一年の主な出来事です。実に詰まらない。今は右肩がもう少し楽になるように、病院で教えてもらった体操をして気長に待つだけです。無職2年目は支払う税金もなくなるけど、失業保険もなくなる。ここからが本当の無職なのかもしれないなと思います。無職は体が資本。健康を最優先に考えて生きて行きたいと思います。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする