早期退職の募集が始まりました

先日、転籍についての説明会があり早期退職についても説明がありました。2018年3月末の退職予定で早期退職を募るそうです。早期退職の条件も示されました。だいたい前の時と同じです。募集対象は全員です。特に年齢制限はありません。

全員を対象に面談を行うそうです。いつかは言ってませんでしたが、来月ではないでしょうかね。あまり伸ばす理由はないですし、やめるにしろ、続けるにしろ意思確認は早めにした方がいいですしね、会社としても。

やっとです。やっと。これで条件が揃いました。早期退職の募集があるのかないのか不確定なまま、悶々と辞めることを考えて来ましたが、これで一つ条件クリアです。会社都合退職なのか自己都合退職なのか、早期退職募集に応じた退職なのかただの退職なのかではもらえる金額が全然違って来ますからね。ここまで耐えて来て本当に良かったです。

今の会社の状況は業績が良く儲かっています。でも日本社会全体と同じ状況で、人手不足でギリギリの人数で回しています。人は募集してもなかなか集まって来ません。従業員や管理職レベルでは一人も人を減らしたくないと思っているでしょうね。

でも経営者は違います。もっともっと人を減らそうとしています。この早期退職募集を機にもっと人を減らして人件費のコストを下げようとしています。特にスタッフは利益を生まない人員と考えてもっと減らすでしょう。

「人財」と言う言葉がありますね。人はただの資材である「人材」ではなくて財産だと言う言葉遊びの様な言い方です。当社でもスローガンの様に飾ってあります。でも会社がやっていることは、人はコストでしかないと言う施策です。コストでしかない人は機械にも劣る存在で、ものを考えている時間はアイドルタイムでしかないと言う考えです。

人をコストとしか見ていない会社は、いずれ中国またはもっと人件費の安い国に抜かれます。今は、今ある設備や会社の仕組みなどの過去の遺産があって儲けることが出来ますが、将来はどうでしょうか。そもそもそう言う会社にいて、生き生きと働けるでしょうか。

もう早く辞めるって言いたいです。もうモチベーションなんかありませんよと。経営者の言葉を金科玉条のごとく捉えて、崇め祭る気などさらさらないですよと。

今回の早期退職に応募せずに会社に残った場合、大幅な給料減額と、個人の仕事量の負担増、大企業の枠組から外れる事による労働条件の劣悪化が待っています。でも定年間際以外の大半の人は辞めずに残るでしょう。辞める準備をしていないと言うのもあるし、定年まで働くのが「当たり前」だから。

でも当たり前じゃないんですよね、当たり前じゃない。金もやりがいも健康も全て奪われる様な、搾取構造の底辺にいる「サラリーマン」が当たり前の働き方ではない。早く抜け出そう。弱者の権利を最大限使って、早期退職で金をもらって、とっとと脱出しよう。

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