確定拠出年金加入者資格喪失のお知らせ
確定拠出年金加入者資格喪失のお知らせが来ました。
無職の場合は、個人型確定拠出年金制度(iDeCo)へ移換する必要があります。
移換手続きは6か月以内に行わないと、自動的に資産が売却されて国民年金基金連合会に移されます。
国民年金基金連合会は、資産を単に現金として預かっているだけなので、利息も付かず、逆に管理料が発生します。
忘れずに移換しないと、ただ損をするだけですね。
移換をする場合、「加入者」か「運用指図者」を選びます。
「加入者」は、掛け金を掛け続けて資産を運用する人。
「運用指図者」は、掛け金は払わず、過去に積み立てた資産だけを運用する人です。
保険料を免除しているとiDeCoの加入者になれない
気を付けないといけないのは、失業中で国民年金保険料の減免制度を利用している場合は、加入者にはなれないと言うことです。
加入者ではなく、運用指図者にだけなれます。
国民年金の保険料を免除されながら、iDeCoで積み立てを行うと言うことはできません。
当たり前と言えば、当たり前ですが、減免制度を申請するときは、このことは知らなかったですね。
全額免除されていても、保険料の半額は国が支払っていることになるので、iDeCoの積み立てができなくても損はしないと思いますが。
また、将来的に国民年金の保険料の支払いを再開した場合は、加入者になれます。
過去に免除をしていても、加入時点で免除や未納がなければ加入者になれます。
勉強が必要
こういう情報の収集は本当に難しいなと感じます。
秘密のことは何もないですが、事前にいろいろな制度の相互の関係を調べきるのは難しいですね。
その立場になって、初めて分かる。
誰も教えてくれないですからね。
サラリーマンみたいに総務課に聞けたらいいけど、そんな便利な人いないし。
まだまだ、勉強が必要です。