早期退職まであと1か月を切りました。退職日を4月に持ち越すことは、まあないでしょう。でも早期退職の認定の書類には「退職日は業務の都合により延長することもある」とか恐ろしいことが書いてましたけどね。本当に会社は都合よく社員を扱います。
私が早期退職することはまだ公になっていません。でも割と情報は漏れてますね。結構いろんな人から「辞めるの?」って聞かれますから。私を含んだ玉突き人事異動で、知っている人は知っていますから、うわさが広まるのも仕方ないかも知れませんが。「辞めるの?」って聞かれても、私自身は口止めをされているので曖昧な返事しかしませんが、そういう曖昧な態度で辞めるってことが分かっちゃいますよね。
辞めると分った時の反応は、だいたい同じです。みんな驚きます。えっ、何で辞めるの?辞めてどうするの?みたいな感じです。逆に一様にそういう反応が返ってくるのが私には意外でした。みんな普段あれだけ不平や不満を言ってるのに、辞めないの?と言う思いです。みんな不満はあってもそれなりに満たされるところがあって、働いてたんだな、本気で不満を持ってたのは私だけだったんだなと。
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その本気で不満を持っていた人間の辞める数週間前の今の心境は、「早く辞めたい」です。朝起きて、一番に思うことがこの期に及んで「あー会社行きたくない」です。もうどうしようもないですね、このやる気のなさは。会社に行きたくないと言う感覚は、1年前とあまり変わらない気がします。1年と言わず、新入社員の頃から変わってない気がします。もっと遡ると、小学校から何も変わってない気がするんですね。「あー学校行きたくない。学校なんか爆発すればいいのに」と思っていた、あの子供の頃と。
早期退職と言う一大イベントに至る数か月の心境の変化を見てみようと、これまで書いてきましたが、最後に分かったことは心境の「変化」など何もなく、私の人生に普遍的に横たわるやる気のなさを表しただけのものになってしまいましたね。会社も、学校も、習い事も、クラブ活動もほとんど「行きたくない、やりたくない」ことでしたね。なぜそんなにやりたくないのか。多分やらされてる感が満載だったからでしょうね。いい大人になって言う言葉じゃないかも知れませんが、私はこのやらされてる感から抜け出すために退職努力をしてたのかも知れません。
最近見た動画ですが、良かったので紹介します。
「やりたくないことをする生活を続けるために、やりたくないことをし続ける」
まさに今がそういう状態ですね。いや、ずっとそういう状態だったのかも知れない。目的のために何かに耐えていると言う状態でなく、目的が良く分からず耐えている、あえて目的を上げれば毎月もらえているお金しかないと言う状態。そんなにお金を稼ごうと思ってるわけでもないのに、働く目的を聞かれるとお金としか答えられない。これは実に馬鹿げたことなんだと思います。だからもう少し働く意味を考えないといけない。
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今月末が期限の仕事もいっぱいあって、それもそれなりにやってますが、何か不思議な感覚ですね。仕事が終わるかどうかを心配しても、その時私はいないから、どうでもいいような、でもそれじゃ良くないような。世紀末の世界の終りの先を心配しているような感じです。まあ、会社がなんとかしてくれるでしょう。そんなことより、私は私の心配をしないといけないですね。