「缶コーヒーと「ガテン系」の切れない甘い関係」(東洋経済オンライン)
(前略)
各社のCM戦略からも狙いが透けて見える。現在放映されているジョージアのCMは、建設作業員を演じる俳優の山田孝之氏が缶コーヒーで休憩をとりながら、システムエンジニアやトラック運転手など「世界は誰かの仕事でできている」ことに思いを馳せる内容だ。
(中略)
クラフトボスに追随するように、飲料メーカー各社はPETボトル入りコーヒー飲料を続々と発売。「ガテン系」だけではなく、オフィスワーカーの開拓にも躍起になっている。コーヒーはこれからも「働く人」の心をとらえ続けられるか。
毎日缶コーヒーを飲んでいた
サラリーマン時代は、毎日缶コーヒーを飲んでいました。
1日2回、午前と午後に1本ずつ。
自販機は何種類かありましたが、私はジョージア派でした。
コカ・コーラ ジョージア エメラルドマウンテン 缶 コーヒー 185g×30本
たまにオエってなるコーヒーがありますね。舌の両側で苦みを感じるような。苦いのが苦手な訳じゃないんですが、エグみを感じると言うか。
ジョージアにはそういうのがなくて、素直に飲めました。
普段家や喫茶店では砂糖を入れないんですが、缶コーヒーは普通の砂糖ミルク入りを買ってました。
ブラックも売ってますけど、ブラックだと物足りないんですね。
砂糖入りが欲しいんです。そこまで甘くなくていいけど、少しだけ甘いのが欲しい。
多分、これはストレス解消でコーヒーを飲んでいるからでしょうね。
自販機の売り切れランプがつくのも、普通のコーヒーが早いです。みんな普通のコーヒーの方がいいみたいです。
ブラックは最後まで残ってて、仕方なくブラック買うと、ちょっと気分が晴れないままになるような感じでした。
力仕事してた訳じゃないけど、缶コーヒーは仕事に必須でした。
缶コーヒーを飲む理由はストレス解消のため
缶コーヒーを飲む理由はストレス解消のためでしたね。
のどが渇いたからとか、変な言い方ですがコーヒーが飲みたいからではなく、ストレスを解消したいから缶コーヒーを飲む。
缶コーヒー会社のCMも、そこを狙ってます。「働く人」の飲み物として。
サラリーマンて、ストレス解消のためにどれだけ消費してるんだろうなと思います。
酒もタバコもコーヒーも全部ストレス解消のためです。
仕事してると言うより、ストレスを溜めるために会社に行ってるのかもしれないですね。
片方でストレスを溜めて、もう一方で解消して。ストレスの自転車操業ですね。
ストレスを溜めることと言うのは本来の仕事とは無関係だと思います。仕事と言うのは、突き詰めると手でモノを動かしたり、書いたり、喋ったりすることで、そこに付随する感情の起伏は本来不要なものです。
ストレスの解消と言うのも本来の幸せとは無関係だと思いますね。マイナスの感情をやわらげてるだけで、幸せにはなってないです。やわらげ損ねると、逆に不幸になっていきますからね。
ストレスを引き起こすようなものがなければ、仕事の生産性も幸せの度合いも上がっていきます。ストレスは社会的損失ですね。
缶コーヒーの売上は労働者のストレスのバロメーター
記事に、「コーヒーはこれからも『働く人』の心をとらえ続けられるか」とあります。
この命題は、「労働者にストレスを与え続けられるか」と同じ意味です。
缶コーヒーのキャッチフレーズ「世界は誰かの仕事でできている」。
これも、正しくは「世界は労働者からの搾取でできている」です。
缶コーヒーの売上は労働者のストレスのバロメーターです。
万国の労働者のみなさん、缶コーヒーを飲むような労働から解放されましょう。
コメント
今の間違った管理職はプレッシャーや恐怖などによって人を動かそうとする傾向がありますからね
全部逆効果だと思うが、それしかやり方知らないというか他のやり方をやる能力がなくてできないんだと思う。
deefeさん、コメントありがとうございます。
そう思います。同感ですね。