早期退職をすることが知られてくると、なぜ辞めるのとどうしても聞かれます。仕方ないですよね。会社辞めるなんて一大事ですから、やはり辞める理由と言うのは気になります。でも、その時あまり本当の退職理由や、自分の仕事観は話さない方がいいですね。
サラリーマンが嫌だからとか、労働者なんて搾取されてるからとか言わない方がいいです。セミリタイアしようとしてるとか、独立しようとしてるとかも。どんな理由であれ、今の会社や働き方を否定してしまいますからね。会社で働き続ける人からすると、その人自身が否定されたような気になってしまいます。最終的には仕事観や人生観の応酬になって不快になって終わりです。特に早期退職の募集があったような場合は、辞めるか続けるか選んだあとですからね。もう変えられないですから。
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でも、これからどうするのと聞かれて何も答えないわけにもいかないです。一番いい答えは、まだ決めていないとか、しばらくゆっくりするとかですかね。間違ってもセミリタイアするとか、絶対言わない方がいいです。小一時間問い詰められます。ちょっと休んでも前向きに生きていきます的な言い方でないと、世間には受け入れてもらえません。
もう会社の人とは人生観がずれてしまってます。1年中一生懸命働くなんて、なんか馬鹿々々しく思えてきて。しかもお金になんか繋がらない仕事を一生懸命やってるんです。会社を辞めることを考えてからお金にはだんだんシビアになってきています。ケチと言うより、無駄なことに金を使いたくないと言う感じでしょうか。費用と効果を常に考えてると言うか。それを考えると、1年中同じペースで労働し続けるのは、ちょっと異常だなと。しかもあと何十年も。
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軽はずみな言葉をあまり言わないようにと、気を付けています。辞める人間からすると、今の仕事がどうなろうと構わないし、しばらくはお金のある気楽な無職暮らしが出来るから、気を抜くと適当なことを言ってしまいそうです。立つ鳥跡を濁さず、言葉も汚さずにそっと去って行こうと思います。
コメント
俺は部長と退職についての話し合いしていて、当面働くつもりはないと言った後から部長の態度が急変したよ。
それまでは同情的に接してくれていたのが敵に回ったような感じだった。
deefeさん、コメントありがとうございます。
そうですよね。働かないとか、セミリタイアするとか言わない方がいいですね。
到底理解してもらえそうにないですから。