早期退職できると思った3つの理由

早期退職したいと思った理由ではなく、できると思った理由です。

1.お金があったから

生々しいですが、これが第一の理由です。お金があったから。もう少し言えば金融資産があったから。これまでさほど積極的な投資をしてきたわけではありませんが、投資信託で積み立てていた資産がアベノミクスとトランプラリーで勝手に増えて行きました。投資信託なので、日ごろはあまり資産状況をチェックしていないのですが、トランプラリーの時に確認したら意外と増えてて、「これ早期退職とかいけるんじゃね?」と思った次第です。

お金については、もっと早くから金融リテラシーを身に着けて投資や貯蓄に励んでおけばよかったと思います。そうすれば早期退職だけじゃなく、起業、独立、倒産など、自分の身を守る術ができていたと思います。今は早期退職が一大イベントですが、倒産や解雇もあったかもしれません。自分自身のセーフティネットとしてもっとお金を貯めておけば良かった。それはケチになることではなく、計画的な資産構築です。自己投資が自分の武器を作る事で、金融資産の構築は鎧を作る事ですね。

2.やりたい仕事があるから

今目指しているのは、セミリタイアであって完全リタイアではないので、早期退職後も何かしら仕事をするつもりです。金融資産があると言っても一生遊んで暮らせる程ではないのと、貯金が減少していく恐怖感はおそらく物凄く大きいのだろうと予想しています。だからまだ働く必要はあると思っています。でも、働くなら自分の裁量で仕事内容や量を決められて、なおかつクリエイティブな仕事がしたいです。あてと呼べるものはまだありませんが、やりたいと言う仕事はあるので、退屈で自己嫌悪に陥ることはないんじゃないかなと思います。

サラリーマンを目指してサラリーマンになる人はいないと思いますが、このサラリーマンの裁量のなさは絶望的ですね。職位が上がればそれなりに自分で決められる範囲が広がるんだと思っていましたが、全く逆でした。上に行けば行くほど、馬鹿々々しい目標に縛られて数字合わせのような作業をさせられます。経営層になったとしても裁量などなさそうです。経営層が経営をしているのかも怪しい。大企業の経営層より、商店街の店主の方がよほど「経営」をしてますね。

3.孤独が平気だから

孤独が平気です。一人でいてもあまり寂しいと言う気持ちになりません。人によっては孤独だけは避けたいと思うみたいですね。喧嘩しても、喧嘩相手がいる方がいいみたいな。会社を辞めると、人とのつながりがほとんどなくなってしまうと思います。でも、私の場合は孤独で耐えられないと言う状態にはならないんじゃないかな。だから早期退職して、誰とも喋らない日が続いても結構平気かなと。

上の3つ、数年先までは想像ができるんですが、10年後、20年後はどうなっているかわかりません。でもこのまま会社勤めしていくと、掘った穴を埋め戻すような糞みたいな仕事に精神をそぎ落とされるのが目に見えています。これまでの労働で少しだけ安全牌と呼べるような条件が揃いました。10年後には後悔するのかも知れません。逆に昔自分がサラリーマンだったことを懐かしんでいるのかもしれません。でも、もう決心はしているので、あとには戻りませんけどね。