どうしてサラリーマンの仕事はクソみたいになって行くのか

新入社員の頃はそんなことは思わなかったですね。サラリーマン生活が長くなるに従って、仕事がクソみたいなものになって行きました。なぜでしょうか。モチベーションの理論から探っていきましょう。

「職務特性モデル」と言われるモチベーションの理論では、次の5つの特性がモチベーションに影響を与えるとされています。

  • 技能の多様性
  • 職務の完結性
  • 職務の重要性
  • 自律性
  • フィードバック

ひとつづつ見ていきましょう。

技能の多様性

自分の持っている多様な強みを活かせるかと言うことです。でもサラリーマンて、強みを活かすどころか、自分の苦手な分野や、やりたくない職種の仕事をさせられますね。多様かどうかの問題じゃないです。ある日突然、自分の意思とは無関係に職種を変えられ、苦手な分野に立ち向かっていかなければならない。サラリーマンは修行僧のようです。

職務の完結性

一連の仕事の最初から最後まで把握できているかどうかです。会社とは分業で成り立っているので、どの仕事を取り出してみても、最初から最後まで把握しているとは言えないですね。もしサラリーマンの仕事に完結性を感じているなら、それは自分の前後の仕事に興味がないって言うだけの話ですから。職位が上がるほど、会社の仕事が把握できないことに愕然とします

職務の重要性

仕事の重要性を認識しているかどうかです。どれほど自分の仕事が、上層部の思いつきや会議のくだらない一言で始まっているのか、サラリーマンを長く続けていると、だんだんそれが分かってきます。もうくだらないですね。何のため?これ。利益増えるの?会社の役に立つの?どれだけサラリーマンが無駄な仕事をしているか、上に行くほどよく分かってきます。

自律性

自律性を持って仕事ができるかどうか。サラリーマンは自分で自分の目標や目的を決められません。正確に言うと、適当にキリのいい数字で決められた無理難題の数値を、さも自分で決めたかのように目標として定めさせられて、できなくて、叱責されて、挽回策の対策を出して、数字合わせして、何事もなかったかのように翌期を迎える、と言うことです。自分で決めた風な体を取るので、この悪循環が改善されることはありません。この自律性のなさはサラリーマンが社畜や奴隷と呼ばれる所以ですね。

フィードバック

自分の仕事の結果がどうなったのかフィードバックされて知ることができるかどうかです。悪かったときは対策立案の指示とともにフィードバックされますが、良かったときはなにもないです。上司とは指示を出す立場なので、良い結果で追加で指示する必要のないときに何も言わないのは当たり前かもしれません。サラリーマンは、仕事は淡々とこなさなければなりません。会社にやる気やモチベーションを上げるようなポジティブな見返りを求めていると、会社に裏切られたような感覚になります。会社は裏切っているわけでも何でもないです。会社に情緒的に依存してはいけません。会社には無視されるのが一番です。変にモチベーション向上の策を取られると、心も頭も壊されてしまいます。

会社とは働く人のモチベーションを下げる要因の塊ですね。分業体制の組織の宿命なのかもしれません。上に書いてあるようなモチベーションの理論があると言うことは、逆に言うと会社と言う組織はこれらの対策を行わないと社員のモチベーションが下がってしまうと言うことなんですね。

モチベーションがないまま働くと言うことは、味のないカレーを食べているようなもので、だんだん仕事がクソになって行きます。この環境に耐えるためには、直近、目前の仕事だけを見て、思考や感情の機能を停止させて働くしかないのでしょうか。懲役刑のようですね。一人の働く人間として、会社員は最も避けなければならない労働形態なのかも知れません。そんな所でまだ働き続けますか?

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