正確にはあと8か月ですけど、最後の2か月は有休休暇を消化するとして、最終出社日まであと半年。今と言う時間ももう二度と体験する事のない貴重な時間かもしれないので、心境を書いておきたいと思います。
辞めたい
端的に言うと、もう早く辞めたい。セミリタイア志向の方のブログを読むと、辞めると決めてから気が楽になったとか、もう少し働いてもいいかなと思いだしたとかありますけど、そんな気にならないです。あと半年と考えるとしんどいので、早期退職の募集がかかるであろう、10月末まで3か月と区切ってそこまでの辛抱と考えています。辞める宣言すれば少しは楽になるのだろうかと考えて。
同じ会社の人は、おそらくあと10年も20年も働こうと思っていると思うんですね。それが何か理解できないことのように思えてきているんです。数年前は私もそうだったんですが、今ではこの会社であと1年働く事すら想像ができません。
なぜ辞めたいのか
辞めると決めてからは組織の指示の理不尽さとか、馬鹿馬鹿しさとか、サラリーマンであれば当たり前のように耐えてるその不合理さが、もう何か耐えられなくなってきています。もうこういう仕事をしたくないですね。組織と言うのは仕事を腐らせます。仕事そのものは多分そんなに嫌じゃないんだと思います。仕事で何かに、顧客であれ、自社であれ、貢献していると言う感覚はそれなりに充実感があるものです。でもそれが組織の指示系統に乗った時、個々の忖度や判断ミスで歪められ、まるで不要な仕事となって降りてきます。その不要さが組織内で軋轢を生みストレスとなって働くものを苦しめます。
今の組織は、組織の中の人が強みを持ちより組織力を発揮すると言うのではなく、組織の指示系統内の個々の判断ミスや指示のブレで仕事の不毛さ加減が増幅され、修正も後戻りもできずに、膨大な業務量となって人を疲弊させて進んでいく、祟り神のような禍々しさがあります。そこに飲み込まれ、日常の業務と私生活を粛々とこなしていく姿がサラリーマンのあるべき姿なのでしょうけれど、セミリタイアみたいな考え方を知ってからは、それを当たり前のこととして受け入れることができない体になってしまいました。こんな異常な世界からは早く抜け出したいです。
まだ耐えられるのか
毎日死んだような顔をして会社に行っていると思います。食事は牛丼ばかり。土日は休日出勤のために基本空けてあります。楽しいことをもっとしたいと言う感情より、日々が早く過ぎて会社を辞めたいと言う感情の方が強いです。早期退職であれば、早期退職割増金がもらえ、会社都合退職になります。そのためだけに会社に行っているようなものです。あと3か月。この逃げ腰の姿勢は自分を逆に苦しめます。それは分かっているんですが。
季節の移り変わりも、今が夏で海のシーズンだとか、花火大会があるとか、誰彼が辞職したとか、もうどうでも良くなってきています。人との関わりや、社会との関わりを全部捨ててしまいたいと言うような感情があります。終わってますね。あと3か月と言うのもまだ長いので、とりあえず夏休みまでは息を殺して働いてみようと思います。