1回目の失業認定 ~無職と失業者の違い~

1回目の失業認定

1回目の失業認定がありました。

4週間ごとの失業認定の際には2回の求職活動実績が必要ですが、給付制限のない1回目の失業認定では、初めてハローワークに行ったときの求職登録、雇用保険給付金の説明会の2回が求職活動実績となるので、実質何もしなくても大丈夫です。

この辺の仕組みはハローワークによって違うかもしれません。自己都合退職で3か月の給付制限がある場合は、プラス1回の求職活動実績が必要です。

失業認定と言うのは、「失業認定申告書」と言うA4、1枚の紙に求職活動の実績を書いて提出します。求職活動実績の内容は「職業相談」などの1行程度です。認定と名前が付いていますが、何か尋問のようなことをされるわけではありません。記入内容は、ハローワークの記録と照合されますので、嘘は書けません。認定の作業は数分で終わります。

この認定が即お金につながるので、仕事と思ってまじめに行かないといけないですね。

認定日に職業相談を

失業認定はたいてい午前中なので、失業認定をした同じ日に職業相談や職業訓練相談をすると、それが次回の認定での求職活動実績になります。次回のです。その日の認定の実績とはなりません。1日2回相談しても2回の求職活動実績とはなりません。1日を1回としてカウントされます。

遠い人はハローワークへ何回も来るのは大変なので、同日に求職活動実績を作るよう勧められます。この辺はハローワークの職員の人も分かってるので、素直に従いましょう。

ハローワークの職員の人のスタンスは、法律の範囲内でできるだけ手間を掛けずに認定してあげようと言うものみたいです。できるだけ失業給付金を支給しないぞと言う態度じゃないですね。

無職と失業者

失業者と言うのは社会的弱者ですからね。弱者はいたわってもらえます。

失業者と言うのは「業を失った者」なので、かわいそうな人なのですが、無職と言うのは「無と言う職に就いている者」なので、あまりかわいそうじゃありません。単にジョブチェンジしただけです。

無職と失業者。似ているようで大きな違いです。監獄から出た人と、入ろうとしてる人。自由と退屈。解脱と煩悩。メキシコの海岸の漁夫とMBAの話に近いかもしれない。

私はまだ失業者ですね。まだ悟りを開けてないです。