職業訓練修了後の就職率は100%に近い

職業訓練の説明会

職業訓練の説明会に行ってきました。

職業訓練は、雇用保険受給者であればテキスト代などを除いて無料で受講できます。

受講の流れは、下記の通り。

まず、求職申込、職業相談をしてあることが前提で、

職業訓練の説明会→窓口で職業訓練の相談→キャリア・コンサルティング→受講申し込み→選考会→合格発表→受講

説明会はただ聞いてるだけですが、職業訓練の相談は、訓練修了後の就職先を念頭に置きながらハローワークの職員と訓練コース選択の相談をします。

その後、キャリア・コンサルティングで、キャリア・コンサルタントの資格を持っているコンサルタントと適切な訓練の選択の相談をします。時間は90分くらい。このとき、ジョブ・カードが必要になります。ジョブカードは、キャリア・プランシート、職務経歴シート、職業能力証明シートからなっていて、単なる履歴書ではなく過去の経歴と現在の能力から、将来の自分の働きたい方向性や計画を書くものです。

選考会は、面接や筆記試験です。

実施機関の人による各コースの説明もありました。コースの種類は、機械加工、CAD、電気設備などの技能系、プログラミングなどのIT系、介護など。即戦力となるようなコースが多いですね。

職業訓練修了後の就職率は100%に近い

職業訓練は、行きたいコースを自由に選んで行けるものではありません。ハローワークが「訓練を受ける事が必要である」と認めた場合のみです。そのため、事前の相談や自分の職歴の棚卸しが求められます。

訓練修了後も、就職活動の報告が求められるそうですね。もちろん、訓練にかかる費用は全て国が出しているので、最終目標である就職したかどうかは訓練実施機関やハローワークの実績として重要なんだと思います。

訓練校では単に授業を行うだけでなく、面接の練習、履歴書の書き方講習などの就職支援も受けられます。どのコースも訓練後の就職率は100%に近く、また100%を目指して就職支援をすると言うことです。

職業訓練制度の目的は「就職」です。「働いてなくて時間があるから、仕事とは関係なくても役に立ちそうな技能を身に着けておこうかな」と言うお気軽な感じの人をできるだけ排除しようとしてますね。

当然と言えば当然です。趣味のサークル活動じゃないですから。

就職しなくてもペナルティはないが・・・

でもだからと言って、訓練修了後に就職しなくても授業料の返金などのペナルティはないそうです。学んだコースと全然違う職種に就いても問題ないそうです。

ちょっと最初のイメージと違いましたね。もうちょっとお気軽に考えてました。キャリア・コンサルタントとの相談時間は90分もあります。90分あれば、自分の仕事観を全て話せそうですね。搾取とか、奴隷とか・・・そんな言葉を口にして相談する訳にもいかないかな。

久しぶりの学校で生活サイクルが元に戻ると思ったんですが、自力で戻さないといけないですね。