退職した年の年金、健康保険、市・県民税は、新入社員1年目の時に得した分

会社を退職した年の年金、健康保険、市・県民税は、無職になった身からするとその支払い額はかなりキツイです。

それぞれ、月に数万円レベルで支払いが必要になりますからね。

収入がゼロの無職の人からすると、役所が鬼か悪魔に見えます。

失業中で無職だと、年金は全額免除になる場合がありますが、健康保険は最大でも7割減市・県民税は減額なしです。

これは思っている以上に堪えます。

食費をがんばって節約しても、せいぜい月に1万円セーブできるかどうかなので、立ちはだかる税金の前では吹けば飛ぶような金額です。

ゲームで言えば、戦闘から離れて安全な場所で隠れているところを、いきなり狙撃銃で遠くから撃たれるようなものです。

そんなのアリ?みたいな。

まあ、でもこの社会保険料や税金は、新入社員1年目のときに得した分だと思えば納得はするんですが。

新入社員1年目は、前年の収入がゼロなので社会保険料や税金の支払いが全くありません。

「結構もらえる」と思っていると、2年目で急にガクっと給料が減るんですね。

それで、1年目の給料を何年経っても超えられないと言う修練の日々が続く。

大昔に得した気分になった見返りが、長年の時を経て今私の頬を打つ。

この前年度基準の税金徴収システムは残酷ですよね。

収入に余裕があれば、あまり苦にならないけど、ギリギリの自転車操業の生活をしてる人にとっては死活問題になります。

今の時代なら、リアルタイムで税金の計算をして正確な額を徴収すると言うシステムにできないんでしょうか。

AIが進んでも、利権がからんで税金徴収システムには手を付けられないとか。

ありそうな話だな。