臨床心理士と面談して良かったこと

先日、臨床心理士と面談しました。

会社で全員面談しなければならなくなってです。自分で希望したわけじゃないんですけど。

臨床心理士と面談して良かったことを書いてみます。

悩みを打ち明けられる

当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、これはかなり衝撃的な出来事でしたね。私は、今まで一度も人に悩みを相談したことなどありませんでした。だって、人に相談しても、問題は解決しないから。他人が信用できないと言うより、解決策にならないから、相談などしたことがありませんでしたね。男性には多いんじゃないでしょうか。誰かに相談したり、悩みを打ち明けたりしたことがない人。普段から、家族と会話したり、相談したりしている人には理解できないかもしれませんが。問題が起きても自分で何もかも対処して、全て受け入れて、耐えている、そういう生き方をしている人は、多いんじゃないかと思います。そういう人は声を上げないから、悩んでいることすら分からないですけどね。

臨床心理士と言うのは、そういうのを聞くのが職業ですから、割と、自分でも意外なほど、自然に話せましたね。医者に風邪の症状を伝えるのと同じくらい、普通に話すことができました。銭湯で服を脱いだり、海で水着になったりするのと同じで、そこがそう言う場所であると決められているなら、普段できないこともできてしまうものですね。

話すと楽になる

これも割と衝撃的で。話すと楽になるものですね。そんなことしたことなかったから、あまり分からなかったんです。問題と言うものは、解決しなければならないもので、解決策が見つからない、見つけようとしない会話など無意味だと、男性脳的な考え方が支配している私にとって、「楽になる」と言う極めて軟弱な、情緒的な結果が、少しの光明を見出すことになるとは思いもしなかったです。

結論など出なくても、聞いてもらえるだけで、話すだけで「楽になる」ものですね。逆に近しい人に対してはできないかもしれません。職業として成り立っている人に対してだから出来るものかもしれませんね。

でも問題は解決しない

でも問題は解決しません。これは事前に私が予想していた通りのことです。

ただ、医者も臨床心理士も、やることは同じで、対処療法なんですね。医者は、風邪を引いて熱があるなら、熱を下げる薬を出すのが仕事で、風邪を引かない方法を教えてくれるわけではありません。寒くなったら厚手の布団にするとか、季節の変わり目には着るものに注意するとか、そんなことを医者が指導してくれるわけではありません。

臨床心理士もそうなんですね。対処療法的に気分を楽にする方法は教えてくれますけど、ストレスの根本原因については何もしてくれません。上司を変えたり、会社を改革してくれるわけではないです。当たり前と言えば、当たり前なんですが、だからこそ、問題は自分で解決しなければならないと改めて認識した次第です。

つまりは、会社を辞めようと。こういう働き方で、あと10年も20年も働き続けるのは、人生への冒涜行為だと、楽になった気分の中で感じたのです。まさか会社側も、メンタルヘルス対策が、従業員の早期退職に繋がるなんて思ってもいないでしょうね。仕方ないですよね。気付いてしまったものは、知らなかったことにはできないんです。

今まで誰とも相談したことがないような人には、こういった職業の方との面談を特におすすめします。相手はプロなので、恥ずかしさは軽減します。医者に裸を見せるようなものです。心療内科でも心理カウンセラーでもいいかもしれません。「楽になる」のは悪い事ではないですよ。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする