8/10にトルコリラが大暴落しました。
ずっとチャート見てたんですが、見てるだけで怖かったですね。
ロングで持ってる人が大打撃を受けてるようで……。
私は、少しだけショートで入ってたので、若干ですけど利益が出てます。
暴落の要因は、牧師を解放しないからとか、いろいろ言われてますけど、どうなんでしょうか。
数十年減価している通貨なんだから、何かのきっかけで落ちるような気がします。
このトルコリラ、スワップポイント狙いでロングで持ってる人が多いですね。
長期的に保有して、安定的に稼ごうと言う人。
現在のトルコの政策金利は脅威の17.75%。これだと利子だけで生活できそうですね。
じゃあ買うかと言われると、私は買わないです。
短期ならいいけど、長期は怖いです。もらえる金利より、減価するスピードの方が速い。
トルコリラは、高リスクで高リターンの金融商品だと思います。
でもそれを買ってるのが、堅実な利益を得たい安定志向の人。
このミスマッチが悲劇を生んでるんでしょうね。
リスク商品と分かってたら、それなりの買い方をしますから。
FX会社も高スワップポイントで煽るしね。まあ、スワップポイントは嘘じゃないし。でも減価基調である説明はしないし。
今のトルコ情勢での注意事項は、「急激な変動に備えて十分な証拠金を」じゃなくて、「暴落の前に資金退避を」じゃないのかな。
投資は自己責任だから、あまり具体的に言えないのでしょうけど。
FXのスワップポイントはあくまで、「おまけ」。どの通貨でも原資産価値の変動の方が大きいです。
スワップポイント狙いの通貨保有は危険ですね。
コメント
なぜ日本人はトルコリラで大損するのか、というタイトルの記事が最近でてましたね。
結局目先の高金利だけに目を奪われて、その国の物価上昇、インフレ、国の財政状況などの中身を見ないからだそうです。
株でも高配当利回りだけで飛びついたり、最悪なのは投資信託で目先の分配金利回りだけで買う人が後を絶たないので、やっぱり中身を見ない人が多いんでしょうね。
招き猫の右手さん、コメントありがとうございます。
金融リテラシーと言う言葉に集約されるのかもしれません。FX会社などはリターンは教えてくれても、リスクは説明してくれませんからね。自分で調べないといけないのでしょう。