書き手であると同時に読み手
毎日ブログを書いてますが、私はブログの書き手であると同時に読み手でもあります。
ブログを書く時、ネタ探しや、参考にするため他の人のブログを結構読んでます。
その時気付いたのは、他の人のブログを読むときは、読んでる時間がすごく短いと言うことですね。
自分のブログの滞在時間をグーグルアナリティクスで見ると、10秒の記事もあります。
10秒で読めないだろ、思ってましたが、自分が読み手として他の人の記事を読むときは10秒で読み終わったりしてます。
読み手は非情
私はブログの書き手でもあるので、ブログを書く時のネタ探しの苦労や、文章表現の難しさ、どれだけ時間がかかるかなど、書き手側の苦労は重々承知してるつもりです。
でも、読み手側に回ったとたん、非情なまでに流し読みをする場合があります。
もちろん、興味がある内容だったり、おもしろかったり、共感できたりするとじっくり読んでます。
こん辺りは、自然とそうなりますね。
その読んだり、読まなかったりの身替りの速さには、自分でも驚きます。
一言一句推敲を重ねても、読み手に興味を持ってもらえないと、ほとんど読んでもらえない。
読み手は非情で、ドライで、かつ素直ですね。
読まれている記事と、読まれていない記事では、滞在時間もPV数も全然違います。
書き手と読み手の意識の差
この書き手と読み手の意識の差は、生産者と消費者の違いのようなもので、本来別々の人間の中にあるものです。
しかし、ブログでは書いてる人が素人なので、読み手と書き手が同一人物で、意識の差だけで区分けされています。
自分のブログを書くためにキーボードを叩いているときと、他の人のブログを読むためにクリックしてるときでは全く人格が異なるかのようです。
自分のブログの時はウンウン唸りながら書いてるのに、読んでる時はパッパッといかにもあっさりとページを切り替えて行きます。
意識の持ち方、立場の取り方だけでこうも変わるんですね。
この辺がネット社会のおもしろいところです。
生産者と消費者の混在は、社会のありかたを変えそうですね。
旧態依然の企業はなくなっていきそうです。
「顧客は常に正しい」とは、マーケティングで言われる言葉です。
読み手の立場に立って記事を書くのは、できそうでなかなか難しいです。
でも、ブログは自分が書き手であり、読み手でもあるので、ブログを書く時は第一の顧客である自分が読みたい記事を書けばいいいのかもしれませんね。