エッセイの書き方講座に行ってきた

図書館で開催されていたエッセイの書き方講座に行ってきました。

文章力を上げないとね、いつまでも読まれないブログで終わってしまう。

図書館ではいろいろなセミナーが開催されています。

ブログもエッセイの一部かなと思い、参加してみました。

セミナーは、図書館の一室で行われました。参加者は30人ほど。会場はほぼいっぱいです。ざっと見ると60歳代くらいの人が多いです。7割は女性。子育てが終わって、何か文章を書いてみようかなと言う人が多い印象ですね。

講師は山岳エッセイストの増永さんと言う方です。地元の随筆文学賞の審査員をされている方です。読まれるエッセイを書くと言うことを主題にセミナーをされました。

まねる

まず、多読でたくさん本を読むことが大事。そして、好きな作家の表現をまねてみる。日常の一コマを、その作家の表現方法を使って表してみる。それが練習になるそうです。

偏らない

年を重ねると、自分の価値観が固まってきて、他の意見を聞けなくなります。偏った意見だと、広く受入れてもらえない。偏らず、謙虚に文章を書いた方がいい。そうすることで、人間の幅が広がるとのことです。

これもそう思います。自分と違う立場の人や反対意見の人でも、相手の立場に立って、相手の正義に沿って考えることも必要なんだと思います。かつ、自分の意見も含めて批判的な姿勢で見ることも。そういった多面的なものの見方をすることで、考え方が鍛えられて万人に受入れやすい文章になるのかなと。全ての人の意見を取り入れると、自分の意見がなくなって何も言えなくなりますけどね。その兼ね合いが難しい。

本当のことを書く

エッセイの文学賞の審査では、書いてあることが自分の体験に基づいていることかどうかを見極めることが大事だそうです。話を作ってないか。話を作ってしまうと、エッセイではなく小説になってしまう。だからエッセイでは、本当のことを書いてくださいとのことです。

これは素人でも書き手として、守らなければならないルールなんでしょう。エッセイは自分の体験に基づいて心情を書きます。読者はその心情に共感し、引いては作者そのものへのシンパシーに繋がります。話を盛ったり、削ったりすることはあっても、根底を覆すような作り話であってはいけないんでしょう。読者の共感や思入れといった、信頼を裏切ることになりますから。小説でなく、本人が書いていると言うエッセイや日記のスタイルを取っている以上、ブログでもそこは守らないといけないですね。

書き直す

読んで伝わるか、ひとりよがりの文章になってないか何度も読み返して書き直すことが必要だそうです。一度書いたものを翌日にもう一度見直して書き直す。読み直すときは、声に出した方がミスが発見しやすい。推敲を重ねることが大事、ということです。

文章の意図が相手に伝わらない、と言う場面には何度も出くわしますね。仕事でも、メールでも、ブログでも。自分で書いた文章は、頭の中で言葉を自分で補完しながら読んでいるのでしょう。意味が通らない、なんてことはないですから。でも読み手は、読み手の都合で読むので文章の意図が変わってしまう。気を付けたいと思います。

他にも「迷ったときは易しい言葉を使う」、「読者に頂いた時間のお返しをする」など参考としたい話がありました。

「言いたいことは1,2行しかない。それを映画のようにシーンを重ねて最後にブワっと浮かび上がらせる」こういう文章を書きたいですね。